震災から10日目。
 
 週のはじめほど鉄道も止まっているわけでもなく、「計画停電」はなぜか我が家には未だいっぺんも訪れず、金曜からは行きつけのスポーツジムも営業再開、と日常を少し取り戻しています。
 HPで延期が告知されていた、「とくしまマラソン」からはハガキでお知らせが届いていました。ネット社会とはいえ、みてないで来てしまう人もありうるのですから、これは必要ですね。
 
 延期ということですが、本当に延期なのか、延期としてもその日程で私が参加できるのか定かではないですが、開催の暁には抽選をくぐりぬけただけに可能な限り参加したいものです。
 
 とくしまに限らず、各地でマラソン大会中止を聞きます。
 中止ということで、払った参加費を義捐金にとか、参加賞(Tシャツ?)を支援物資に、とかいう意見をよく聞きますが...どうなんでしょう。
 大会の参加費は、開催のための諸経費のほんの一部をランナーが負担しているにすぎないと思います。それをあたかもサービスの対価のごとく、あっちに振り向けろとか指図するものか...
 Tシャツも...この寒い時にどうなんですかね...もっとちゃんとした厚手のものを送ったほうがいいのでは?よくわかりません。
 それはそれ、これはこれ、で自分の判断で金銭を支出するしろ、物資を届けるにしろ、自分の今持っているものでやるものだと思っています。勿論、実際に中止して残った予算を義捐金にしたり、給水・給食を支援物資にしたりとかなさっているところも聞きます。主催者が余裕のある範囲で決めてやるのはいいことだと思います。
 
 ただ、被災地以外の地域ならば、安全確保や被災地支援に障害とならない範囲で許されるなら、どんどん大会を実施して、観光地の経済を維持していくということも大切なことだと考えます。いっそチャリティーの趣旨を徹底して、千円程度の追加フィーを半強制的に??集めてまるごと義捐金とするような手もあるでしょう。これなら大会側も金銭的負担を受けず、参加者も心理的負担を減らせる?ので。 
 これも、地元の方々が、やっぱりマラソン大会なんて気分になれない、ということならばダメですけど...