大会当日。
前日にもらったものをチェックしていたら、地元の子の直筆メッセージがあったのですね。
鉛筆なので一通一通オリジナルと思います。ちょっとうれしいですね。
私の泊まったホテルでは朝食が出るのですが、通常6時からなのを5時スタートに変更と万全の体制。

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スタート地点は線路を隔てたところなので安心。大きな荷物は預けて、帰ってから受け取り、その日の入浴券もあるのでレース後も安心というものでした。

宿を出たときは小雨がぱらついていました。上に羽織る必要があるかなと思いましたが、徐々に止んでいき不要と判断。整列ブロックごとに入れるエリアがありゼッケンをチェックされます。
手荷物は専用袋に入れてトラックに預けます。

トイレは並んでいましたが、ちょっといくとすいているところがありますよ、とスタッフの方が声掛けしていた通り、たくさん仮設してあるところがあり、スムーズに用を足せました。

整列ブロックに入りウォーミングアップをしているうちに空が晴れてきました。

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スタート前のセレモニーで「しあわせ運べるように」という、震災の際に地元の先生が作られた曲の合唱が。
そのあと、前日配布されたひまわり色の手袋をみんな着けて手を掲げるという演出です。
この曲のことはよく知らなかったのですが、胸に来るものがありました(ある意味マラソンのスタートとしては厳しいですが...)。
手袋を掲げるのもほとんどの人がやっていて、上空から見たら圧巻だったと思います。ただ、気温が高めとなり、手袋の装着には不向きだったため、パンツの中に入れるしかなかったです。

セレモニーの後、9時にスタート。

我々は前のブロックですのでまだいいのでしょうが、スタートしてすぐにコーナーがあり、狭めなので注意は必要です。それはともかく、沿道は大勢の人でいい雰囲気です。神戸を西に、明石海峡大橋まで走って折り返します。

設定ペースはキロ4'45のつもりでした。コースはほぼ平坦で走りやすかったですが、気温が高めと感じたため、
給水はこまめに、水をかぶるのもこまめに行いました。給水は水とスポーツドリンクで、テーブルの長さは十分でした。

ペースについては序盤は設定どおりだったのですが、徐々に疲れを感じるようになり、折り返しに行く前にすでに重さを感じました。これはよろしくないパターンです。後半厳しくなることを覚悟しました。

市街地を過ぎると海沿いの道を進み、徐々に明石海峡大橋が近づいてくるという見晴らしを楽しみました。
楽しみましたが、疲れは着々とたまっていきました。20km以降はキロ5'00ペースを維持するのがやっとに。
後半登場する給食と沿道との交流(ハイタッチ)を主眼にすることに...。

終盤35km過ぎにポートアイランド向かう高速のランプに入ります。ここが一番のきつい地点。
ペースもキロ5'00は若干オーバーするペースで辛うじて踏みとどまっている状況。
それでも周囲の方がペースダウンが激しかったのか、序盤かなり追い抜かれてたのがこの時点ではむしろ追い抜きの方が多かったです。

高速道は横浜もありますが、距離も短く、バンクも目立たなかったのでそんなに苦痛はなかったです。
ポートアイランドに入り、ジグザグに残りを走ってゴール。
かなりくたくたになってのゴールでした。3時間30分はわずがにオーバーしてしまいました。

給水、バナナ、そして完走証のタオル、メダルと受け取り。

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荷物の返還はスムーズに終了。そのほか、クッキーとミネストローネのサービスも。



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このままポートライナーに乗り三宮に戻りました。この時間帯はポートライナーもぎゅうぎゅうということはなく時間も短いので良かったです。途中走ってきた道を見下ろすことができ、まだまだ走っているランナーを心の中で応援しました。
大会の運営としては、大きな大会の割にはストレスも少なく、不便なことは感じませんでした。応援の方も多く、神戸の街の特色を感じられるコースでした。

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三宮に戻り、予定通りカプセルで入浴と休憩。
この後、姫路にいる会社の同期と新神戸駅で夕方会合の予定だったので、あまり時間を北野の異人館通りで散策することに。
坂がきつかった...。マラソン後には向いていない。


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今回のレースはペースダウンもしてしまい満足のいく結果ではありませんでした。
ただ、珍しく?脚が攣ることが無かったのと、良い実績の無い11月のレースで気温も高かったということなどから、現状の練習の良しあしについて評価を下せないとは思いました。

しばらくは疲労抜きに専念して12月に臨みたいと思います。