先週、城南島の前日の話になりますが、日産スタジアムの中にある「横浜市スポーツ医科学センター」というところで、「ランニング測定」を受けてきました。
内容は「トレッドミル走によるLT(乳酸性作業閾値)測定」
です。
LTとは、その人にとって有酸素運動と無酸素運動の境目となる指標で、すなわち、これ以上の速度になると乳酸の増加が急速に増えていくところで、血中乳酸濃度が2mol/l付近となるのが一般的だそうです。
ランニング測定では専門スタッフと設備の力でこのLTを計測してくれます。
一般的にLTがフルマラソンを走れるペースとなるそうです。
以前から、トレーニングの指標としてこの値を測定する機会を作りたいと思いつつ、なかなか踏み出していませんでしたが、この度受けてみることにしたのでした。
とはいえ、別に毎日のように開催しているわけでなく、土日は月に1日くらい6枠しかないので、簡単に予約できないかな、と思っていたのですが、5/20に電話してみたら翌月の土曜日に予約が取れました。
しばらくすると手紙が送られてきて、スケジュールの案内と、問診票が。
問診票は、ランニング経歴、過去・最近のベスト、今後のレースの目標タイム、測定前一週間の練習内容、と多岐にわたりました。
そして当日。
日産スタジアムの地上階にセンターはあります。
受付で支払い(6,200円)を済ませ、着替え後、測定室へ。
室内は撮影禁止...とあったので文章のみで。
室内に入り、スタッフの方から説明を受け、ストレッチを軽くしてから測定に。
地面に埋め込まれたトレッドミルのでかいの(?)で走ります。
その前に事故防止か、ハーネスをとりつけられ、まさに研究室で色々調べられるアスリート風(笑)。
測定は3分走って1分休憩、その間にスタッフの人が耳たぶから血を少々とって、スピードを少し上げて..の繰り返し。
最初はキロ7分ちょっと。
3分終わって立ったまま、耳からの採血。
採血と言っても、耳たぶにちょっと針でつつき血をちょびっととって血中乳酸濃度を測っていく。
針をいれるのは全然痛くありません。
むしろスタッフの人が血を絞り出すために耳たぶを強くつねるのが痛かった...。
スピードを出してからは正面と横からのカメラで撮影も。オプション料金でCDとしてもらえます。
案内には5-6回とありましたが、私は7回やって最後はキロ3'51くらい。
休憩は完全に止まるのでこのペースまで上げても無理、ということはありませんでした。
終了したらシャワー、着替え後スタッフの方から結果の交付と分析・アドバイスが。
左のグラフが走速度と血中乳酸濃度の関係で、私は3時間22分ペースくらいで2mol/lいっているようです。これがLT値ということになります。
右側は走速度と心拍数のグラフ。あんまり、心拍数上がらないな。
サブ3とハーフ1'35の人のグラフが参考に入っています。
私が比べるとハーフ1'35とになりますが、走速度220あたりまでは乳酸濃度は私の方が低いのですが、この辺りから増加の仕方が急になり、濃度が高くなっていきます。
これはスピードを上げていくと平均より疲れがたまりやすくなる、のかな?
スタッフの方からは、LTのある程度前後の範囲内であればフルを走り切れる可能性がある、ということで、自己ベスト(3'14)あたりまでなら十分可能性がある、ということでした。
もちろん、トレーニングで体力やランニングエコノミーが高くなれば、グラフ自体が右に動くと思います。
スタッフの方と色々話をさせていただいて大いに参考になりました。
長く話をしたこともあり、所要時間は100分くらい。
恐らく、民間で実施すればもっと費用が掛かると思われるので大変助かります。
これを参考に良いトレーニングが出来れば...。
内容は「トレッドミル走によるLT(乳酸性作業閾値)測定」
です。
LTとは、その人にとって有酸素運動と無酸素運動の境目となる指標で、すなわち、これ以上の速度になると乳酸の増加が急速に増えていくところで、血中乳酸濃度が2mol/l付近となるのが一般的だそうです。
ランニング測定では専門スタッフと設備の力でこのLTを計測してくれます。
一般的にLTがフルマラソンを走れるペースとなるそうです。
以前から、トレーニングの指標としてこの値を測定する機会を作りたいと思いつつ、なかなか踏み出していませんでしたが、この度受けてみることにしたのでした。
とはいえ、別に毎日のように開催しているわけでなく、土日は月に1日くらい6枠しかないので、簡単に予約できないかな、と思っていたのですが、5/20に電話してみたら翌月の土曜日に予約が取れました。
しばらくすると手紙が送られてきて、スケジュールの案内と、問診票が。
問診票は、ランニング経歴、過去・最近のベスト、今後のレースの目標タイム、測定前一週間の練習内容、と多岐にわたりました。
そして当日。
日産スタジアムの地上階にセンターはあります。
受付で支払い(6,200円)を済ませ、着替え後、測定室へ。
室内は撮影禁止...とあったので文章のみで。
室内に入り、スタッフの方から説明を受け、ストレッチを軽くしてから測定に。
地面に埋め込まれたトレッドミルのでかいの(?)で走ります。
その前に事故防止か、ハーネスをとりつけられ、まさに研究室で色々調べられるアスリート風(笑)。
測定は3分走って1分休憩、その間にスタッフの人が耳たぶから血を少々とって、スピードを少し上げて..の繰り返し。
最初はキロ7分ちょっと。
3分終わって立ったまま、耳からの採血。
採血と言っても、耳たぶにちょっと針でつつき血をちょびっととって血中乳酸濃度を測っていく。
針をいれるのは全然痛くありません。
むしろスタッフの人が血を絞り出すために耳たぶを強くつねるのが痛かった...。
スピードを出してからは正面と横からのカメラで撮影も。オプション料金でCDとしてもらえます。
案内には5-6回とありましたが、私は7回やって最後はキロ3'51くらい。
休憩は完全に止まるのでこのペースまで上げても無理、ということはありませんでした。
終了したらシャワー、着替え後スタッフの方から結果の交付と分析・アドバイスが。
左のグラフが走速度と血中乳酸濃度の関係で、私は3時間22分ペースくらいで2mol/lいっているようです。これがLT値ということになります。
右側は走速度と心拍数のグラフ。あんまり、心拍数上がらないな。
サブ3とハーフ1'35の人のグラフが参考に入っています。
私が比べるとハーフ1'35とになりますが、走速度220あたりまでは乳酸濃度は私の方が低いのですが、この辺りから増加の仕方が急になり、濃度が高くなっていきます。
これはスピードを上げていくと平均より疲れがたまりやすくなる、のかな?
スタッフの方からは、LTのある程度前後の範囲内であればフルを走り切れる可能性がある、ということで、自己ベスト(3'14)あたりまでなら十分可能性がある、ということでした。
もちろん、トレーニングで体力やランニングエコノミーが高くなれば、グラフ自体が右に動くと思います。
スタッフの方と色々話をさせていただいて大いに参考になりました。
長く話をしたこともあり、所要時間は100分くらい。
恐らく、民間で実施すればもっと費用が掛かると思われるので大変助かります。
これを参考に良いトレーニングが出来れば...。