昨年の「ホノルルマラソン」の完走証が届きました。名前とタイムが入っているだけのシンプルなものです。紙もペラペラなものです。よく無事に海を渡ってきたなと。
この記録がワースト記録としてずっと残りますように。
フル10回目の東京マラソン2010で3時間14分達成。マラソン大会+観光で47都道府県出走。大会・旅行の様子や使用中のGPSウオッチについてあれこれ。2021年1月半月板手術。2022年3月フル復帰。
写真はいったんホテルに帰ってから撮ったものですので12時30分以降の時点のものです。
フィニッシュを迎え貝殻のレイを首にかけてもらいました。ちょっと涙が...。
カピオラニ公園は地面は水浸しで湿地帯状態。シューズはドロドロに。
軽食としてクッキーとりんご(丸ごと!)をもらいました。みんな側面から行列していましたが正面で何人もが配っていたのでミスマッチしていました。
それにしてもゴール後各ツアーのスタッフが参加者にこちらです、と声をかけているさまはホノルル空港以上でした...。大手ツアーでは専用テントでお出迎え。
私は預けていた衣類を回収へ。ナンバーの上2ケタのみで区分保管しているだけでしたがすぐに見つけてもらいました。
完走賞を受け取りました。
Tシャツとメダル。
会場沿いの道路にはツアーのシャトルバスが大量に待機。ちなみに公共のパスはこの日はこのあたりは通らず。私は歩いてホテルまで戻りシャワーを浴びてまた会場へ。ちなみに下はサンダルで。
会場ではコンサートが開かれており、トリはジェィク・シマブクロ氏でした。なんとかイスに座れました。
車椅子の部の表彰式。
男女総合の表彰式。
表彰式後はちょっとだけワイキキビーチへ。左足のマメが水にしみて痛くてほどなく退散。ホノルルの町をうろついたりして最後はホテルのベランダでくつろぎレースの日を終えました。
翌朝は3時30分ごろおきて朝食をとりました。気になっていた「フィニッシャーズタブロイド」の入手についてはこの時間帯にはすでに「ホノルルアドバイターズ」紙が販売されており、ホテルや街頭販売機、ホノルル空港内の販売機やニューススタンドなどいたるところで確認できました。値段は75セント。
9時過ぎにチャイナーエアー便でホノルルを離陸。帰りは行きより時間がかかりますが朝早かったので半分は眠っていました。機内食は2回出ます。
12時30分ごろ成田空港に着陸。帰りのJRが人身事故で止まったためリムジンバスにて横浜へ。16時ごろには自宅に到着しホノルルマラソンの旅は終わりました。
今回のレースは一ヶ月前に思っていたのとはまったく違う条件の中で私のフルマラソンの経験の中で最も厳しいものとなってしまいましたがランナーなら一度は参加してみたいというレースを完走することが出来たのはせめてもの救いでした。
来年とかでなくてもいいのですがいつの日かまた参加したいと思います。その時はいくらなんでも一人参加はしませんが...。
やっとレース当日の話です(レース中の写真は無いのでコメントだけですが)。
前夜は雨の音がうるさいくらいの大雨でした。これは悲惨なレースになりそう、と思いつつベッドに入りました。当日1時過ぎにおきましたがこの時点では雨が止んでいました。ABCで買っておいた朝食を食べます。サンドイッチにおにぎり、ジュース、牛乳といったところ。結局ホノルルへきてからは若干炭水化物を多めに取ったかなというくらいでそんなにカーポローディングもこだわらずにいました。時差ボケも感じず足以外は体調は良い気がしました。
3:30ごろすべての身支度を整えてホテルを出発。ビニールのポンチョも持参しました。クヒオ通りを歩いている間はランナーも思ったほど見かげず、夜通し飲んでいたような連中が騒いでいてたむろしており、女性とかはちょっと怖いなと思いました。カラカウア通りに入るとランナーも増えてきてアラモアナ通りではぞろぞろと。この辺からウォーミングアップもかねてジョギングで前進。そういえば走っている人は思ったほどみかけませんでした。体力温存でしょうか。
アラモアナ公園やアラモアナセンターあたりでは団体ツアーのランナーが集合して荷物預かりやみんなで体操とかしていました...。
アラモアナセンターよりさらに西にスタート地点がありました。目標タイムを一時間ごとに区切ったプラカードがたっていましたが、2-3時間よりさらに前方にかなり人が。これは参考にならないなと思い。前方へ。過去の結果を見ると仮に3時間30分だとしても400番台なので前方から10列くらいで問題ないかと。結果的にはそんなタイムじゃなかったのですが...。
スタート前には雨が。ポンチョでしのぎましたが直前には止み5時のスタートを迎えました。左手の公園からは花火があがり、ワイキキの闇を照らしてました。
レースのほうは足がこんな状況で適正ペースも図りかね、いけるところまでいこうと決めていました。暗いうちから沿道には応援の人が詰め掛けてくれていました。アロハタワーみつつ東へ折り返す。ただほどなく雨が強くなり土砂降りに。まあ、走り出したら寒さは感じませんが足がふやけて左足にマメが出来たのを感じました。またハイウェイはともかく、一般道はでこぼこしていて水溜りにはまると大変でした。最初の10キロこそ50分を切りましたが、ダイヤモンドヘッド周辺の坂を上るころには足を使いすぎたのでしょう、徐々に落ちてきてキロ6分、7分とペースを落としていきました。
19キロあたりでトップの選手が対向して来ました。雨のほうは弱くなってきましたが足取りは重くなる一方で後方から抜かれる一方の展開に。コースの端のほうをもたもた進みました。東を折り返すころには晴れてきて見晴らしが良くなりました。私の走りの見通しは見えなくなりましたが...。
30キロ地点でとうとう限界を感じ歩くことに。だんだんと私同様の方をちらほう見かけるように。右手をみるとまだこれから折り返す人たちがたくさん走って(歩いて?)いましたのでそういう意味では疎外感を感じずに済みました。また、ハワイの海や山の風景をゆっくり楽しむ?ことができました。
残り5キロくらいになり、少し足が楽になったので走りを再開。このころはほとんどの人がペースが落ちていたので逆に抜き返しました。ダイヤモンドヘッドの最後の上り坂も登ると左手に海が。ホノルルマラソンでぜひ見たかった光景です。こんな状態でというのが残念でしたが、天気が良くなってくれてよかったです。
そのあと少し歩きをいれて最後だけはゴールを笑顔で駆け抜け...ました、多分。
4時間46分とベストから程遠い結果となってしまいましたが、完走できて本当に良かったです。
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レース前日。ナイキのイベントに事前に申し込んでいて、内容はゲストのフリートークの後カピオラニ公園をジョギングしてというもの。ゲストは安田美沙子さんなど。ホノルルのために練習してきたという彼女は4時間30分をきりたいとのこと。結果として見事に目標達成していました(私より早かった...)。なお、写真撮影は禁止でした。
実は昨日預けるつもりの衣類を預け忘れていたためいったんホテルへ戻りサービス開始後に公園に引き返すことに。足もつらいのでモンサラットからバスに乗車。一回だけなら乗車時に「トランスファーチケット」を受け取ることで2時間以内にもう一回乗車できます。ちなみにバスは一律2$。
カピオラニ公園へ戻り
衣類預けテントへ。大手ツアーでも同様のサービスをやっているせいか、オフィシャルのテントはわりとこじんまりとしていました。時間は10時過ぎ。
この日はここから「パールハーバー」へ行きました。バスで約90分。
今回見たのは「潜水艦バウフィン号」、「戦艦ミズーリ号」、「太平洋航空博物館」。後の2者は湾内のフォード島へシャトルバスで向かいます。
なお、バッグ等手荷物は持ち込み禁止。バウフィン号手前の預かり所を利用します(3$)。
この日も断続的な土砂降りに見舞われました。「アリゾナ記念館」は時間も足りなくなったので見送り。16時前に帰途に着きました。
ABCストアで朝食を調達し明日の準備をチェックしたあと、19:30ごろ就寝。明日も天気は良くなさそう。ただし新聞にはレーススタート時は降らないようなことも書いていました。しかし一番の問題の足痛はまったく改善されずじまい。ここまできたらやれるとこまでやるしかないが果たして完走できるかなあ...と思いつつ。
これはホテルで撮影したチャンピオンチップとゼッケンです。ちなみにチップは記念品として持ち帰れます。ほかの大会では使いようが無いですけど。
で、話しは戻りますが、13時過ぎにエキスポ会場を出て、アラモアナ公園を散策。ジョギングしている人がちょっといました。このころから天候が悪くなり雨が降ってきました。
近くのアラモアナセンターもぶらつく。土産候補などをながめつつ15時くらいに「ワイキキトロリー」に乗車。このトロリーは4種類のルートがありますがそのうち「ショッピングコース」はキャンペーン期間中はJCBのカードを提示すると無料になります(本来2$)。
16時ごろクヒオ通り沿いの「ミラマーアットワイキキ」にチェックイン。部屋はこのとおりちゃんとしておりベランダつき。さすがに海は建物の隙間からちょっと見えるだけですが。すでに荷物も部屋に運び込まれていました。グッディバックに預ける衣類をつめました。
これは室内の金庫。有料(2.75$)ですが、パスポートなど貴重品の収納には欠かせません。なお、パスポートの写しをもっていればT/C(トラベラーズチェック)の使用には差し支えませんがアルコールを購入等する場合には原本の提示を求められるそうです。
クヒオ通りを走る「ザ・バス」に乗車しカピオラニ公園へ向かいました。このときはちょっと乗り過ごしてしまいましたが「モンサラット/カピオラニ」というバス停が最寄になるようです。クヒオ通りを東へ向かうバスにどれか乗ればみんなこのバス停を通って西へ戻っていくようですので悩まなくて済みます。
すでにゴールゲートはじめ会場のテントなどもできあがりつつありました。ルアウの会場は少し北側の「ワイキキ・シェル」という野外音楽堂のようなところでした。このころいったん止んでいた雨が強く降り始め困りましたがビニールのポンチョが配られ助かりました。
食事はビュッフェ形式ですが開始早々ということもあって行列で20分くらい並びました。食べ放題ではありますが何度も並びなおすのはきついかもしれません(19時ごろにもなればさすがに大丈夫ですが)
プレートにこんな感じで積みました。ソウトドリンクもフリーです。ただチケットを今日とったらせいかいす席ではなく後方の芝生の上となりビニールを敷いてプレートをひざに乗せての鑑賞は疲れました。
ルアウのほうはハワイのミュージシャンの演奏、ポリネシアンダンスショーのあと、(司会者がみんなフードつきのポンチョを着てクークラックスクランのようだとブラックジョークを飛ばしていましたが日本人のどれだけが理解できたのか...)、ジェイクシマブクロ氏のすごいウクレレ演奏で盛り上がり20時30分くらいに終わりました。
カラカウア通りから歩いて帰り、途中ABCストアにて明日の朝食や土産のマカダミアナッツを購入したりして23時過ぎに就寝してハワイ初日は終わりました。
けっこう歩いたこともありますが足の痛みは相変わらずの状況でした...。
旅行会社のラウンジでは現地での注意事項やオプショナルツアーの説明や帰りの航空券とホテルクーポンの配布で1時間程度。建物はDFSに直結しているので買い物しても良いがさっさと出てしまってよく特に拘束もなし。実にシンプルでした。大きな荷物はホテル直送だったので身軽になりました。
ただ、ハワイは直前から大雨に見舞われていてホノルルマラソンも雨の予測とのこと。すこし萎えました...。
まだ10時とチェックインの15時までは間があるので受付など一通りの行動をすることに。エキスポ会場(ハワイコンベンションセンター)行きの無料トロリーがDFSにとまるので待っていたらすぐ来ました。
トロリーは見晴らしは良いですがちょっと排気ガスのにおいが。あと道路が結構でこぼこしているのを感じました。
20分ちょっとで会場のハワイコンベンションセンターに到着。ツアー客の団体が大型バスで来ていました。
エキスポ会場は誰でも入場可能。
ゼッケンやチップが入った封筒を受け取り後、チップの動作確認を。
グッディバッグを受け取り。ゴール後の衣類預けを利用する場合はこの袋にナンバーのついたシールを貼ってもらいます。
この袋に衣類をいれてゴール会場へ前日までに持参します。エキスポ会場では衣類は預りません。受付作業はこれでおしまい。
そこから出るとトークショーなどのイベントやナイキの販売会場など。その向こうもいろいろとブースがでています。
マラソンDVDのブースがあり、申し込んだ人はここで各自戦前のコメントを収録できます。すどに申し込んでいた私も、頭の中でコメントを準備して(わざわざ英語で)「足の調子もわるいし天気もよくないようだががんばって笑顔でゴールしたい」みたいな適当なことをぬかしてみました。
そのほか、ホルノノマラソンの前夜祭てきなイベント「ルアウ」も申し込みました。前売り券45ドル。ほかにサングラスを購入30ドル。写真のブースもありましたが、申し込みは置いてあるパソコンで自分でできる、という話で帰ってからでも自分でできそうなこともありとりあえず様子見。撮影ポイントを記したマップをもらいました。
そんなこんなで13時ごろまでいた会場をあとにしました。
12月12日(金)、成田空港へ。17:30チャイナエアーカウンターへと指示されていました。17:00からチェックイン受付開始。10分ほどで済み、携帯電話のレンタル、軽食を済ませ、出国ゲートへ。
しかし、準備していたのに間抜けなことにスプレー類、はさみを手荷物にいれてしまい、没収...。別に機内でいらないのに。
19:30、予定通り飛行機は出発、21:00に機内食、22:00に米国の査証免除カードと税関申告書を記入後仮眠に入り、24:00ごろ(ハワイ時間12日の5:00)目覚めました。6:00再び機内食、そして予定通り7:20ごろホノルル空港に到着。この時は晴天でした。
入国審査をパスし、8:00ごろ空港出口の団体側へ。「てるみくらぶ」の現地旅行社と接触。
出口はマラソンツアーでごった返していました。
出口のある1階から2階のバス待ち合わせスペースへ指示されました。
8:30ごろ送迎バスに誘導され、
ホノルルマラソンを終え無事帰国しました。
結局足の痛みが奇跡的に引くこともなく(当然ですが)、タイムとしては4時間46分と今までのフルマラソンで最悪の結果となってしまいました。
ホノルルはずっと天気が悪く当日も前半で大雨に見舞われました。後半こそ晴れ間がでてダイヤモンドヘッドからの眺めも楽しめました(よろよろと走りながら)。しかし会場は湿地帯状態。
他の人たちも大変だったでしょうがぼろぼろながらも明るい表情の人たちが多かったように見えます。ある意味最悪の結果だったのがホノルルマラソンだったのはまだ良かったかもしれません。
男子はケニヤ勢が上位独占。女子は日本の嶋原選手と吉田選手のワンツーでした。
当日は完走Tシャツを着た人たちが足をひきづりつつワイキキの町を歩き回っていました。(私もです)
詳しい参戦記は順次作成をします。が、まずやるべきことは整形外科にいくことかも...。
いよいよ今日、ハワイに向けて出発です。19:30発のチャイナエアラインです。荷造り等の準備は万端です。
ただ、体調のほうはというと、右の足首痛が(性格にはくるぶしより下のかかとのほう)があまり回復していない状況です。歩いて足をつける瞬間が痛いです。12月に入ってからはランニングを回避してきているので、現地で走ってみてどれほどか確かめないとわかりません。
アンドリュー
横浜の市民ランナーです。フルマラソン30回超完走、47都道府県マラソン大会出走。東京マラソン2010の3時間14分以来記録は頭打ちです...。